家族写真の撮り方

家族写真のプロの撮り方を出張カメラマンの私が一から紹介|Aモード

一昔前と違い現在の写真撮影は、スマホカメラによる撮影が主流になってきたと言っても過言ではありません。

しかし、まだまだスマホ以外の「カメラ」を利用して撮影される方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、

 

デジタルカメラ & デジタル一眼レフカメラ
 
による『家族写真撮影』をより素敵に撮るためのコツをご紹介します。
 
主に【ファミリーフォト】を題材とした内容になります。ただ、ポートレートやペット、旅行写真などにも応用できる内容となっていますので、これから「カメラ・写真」を始めたいと言う方も、ぜひ最後まで目を通してみてください。
 
またカメラ機能の役割についても、今後、素敵な写真を残していくために必要不可欠な内容となりますので、これから「写真教室」のようにカメラ機能の役割についても一から詳しくご案内していきます。
 
カメラ初心者向けの『家族写真を素敵に残すための撮影方法』と題して、
 
  • Aモードの正しい使い方
  • 絞りのテクニック
  • 背景を上手にぼかす方法

 

を中心にご紹介しています。

 
 
 
ひので
写真撮影についてまったく知らない超初心者の私も一緒にサポートしていきます!
誰にでも分かるよう簡単に説明していきますので、安心して読み進めていってくださいね♪
 
また、一度にすべての撮影方法やコツを覚えていくのは、少し大変なものがあります。
 
ですので、今回はカメラ機能の一つ
 
 
A
 
の機能からご紹介していきます。
 
 
 
ひので
えっ?「A」??
早速、エ~なんだけど
 
フォタロー
ご説明します。「A」とはカメラ本体に設置されている「ダイアル」や「タッチパネル」から設定できる「絞り優先モード」のことを指します
 

Aモードについて

ほとんどのカメラで使用できる「A」のダイアルは

 

絞り優先モード

 

と言います。

 

「タオルを絞る、雑巾を絞る」とはもちろん違いますが、ただ手でくねって回して絞るという点では多少似ているところがあります。

それは、カメラのレンズを「回す」そして「絞っていく」と言ったほうが分かりやすいかも知れません。

 

 
ひので
全然、意味分かんない
もう少し詳しく説明して
 
フォタロー
それなら、写真全体の雰囲気を「かたく」「やわらかく」する、と言ったら分かるかな?
 
ひので
ちょっと何言ってるか分からない

 

それではまず「絞り優先モード」にダイアルを合わせた際に、カメラの液晶画面に表示される

 

3.2 ~ 6.5 などの数字
 
を確認してみてください。またカメラによって多少数値が変わります。近い数字があればそちらで問題ありません。
 
エントリータイプのデジカメは「A」の絞り優先モードがありません。
「P」のプログラムオートのみとなりますので、お間違いないようお願いします。
 
また、一眼レフの場合は、レンズの性能によって数値が変わってきます。
 
 
 
ひので
なぁんか…すでにややこしいね
で、何この数字?
 
フォタロー
この数値はカメラの性能によって多少変わってくるものがありますが、ひのでが使っているような安ぃ….いえ、エントリー向けのデジカメだと、3.2から7くらいまであると、まずは覚えてください。
 
ひので
安ぃ…って、もろに聞こえたけどね
でも私の場合は、3.2 ~7くらいね!
オッケー覚えたよ
 
フォタロー
それでは、まず少ない数字の3.2からご説明していきます
 

「絞り」について

正式にはF3.2というふうに最初に「F」が付きます。ですが、最初は数字の変化だけ覚えてもらうだけで良いと思います。正直、撮影の際は数字の変更のみ大切であると言えるからです。

 

まず小さい数字の3.2の役割というのは、『ポートレート(人物)』を例としてかんたんに説明すると、

 

背景をボカすための値
 
と、まずはお考え下さい。
 
よくプロカメラマンが撮る写真は、人物の背景が綺麗にボヤけていて、人物も浮かび上がり「まさにプロが撮った写真」というのを、一度は見たことがあると思います。
 
 
 
ひので
わかるよ。人も明るく撮れていて、後ろの背景もゴチャゴチャしてない写真のことでしょ?
 
フォタロー
そう!そのような写真のこと
 
 
背景をボカす=人物を目立たせる
 
 
と、お考えいただければ分かりやすいでしょうか。
 
カメラやレンズのグレードによっては、更に数値の低い「1.4」というものもあります。
1.4から1.8くらいまでいくと、もっと背景のボケ具合が増していきます。
 
つまり、数字が低ければ低いほど、背景がどんどんボケていって、フワフワ感も増していくという感じで覚えてください。
 
 
 
ひので
じゃ、人物を際立たせるために背景をボカして撮りたいときは、絞りの数字を小さくしていけば良いんだね
「人物を主役として撮りたいとき用」って覚えとけば良いかもね!
 
フォタロー
その通り!
あと人物だけでなくペットや小物撮影にしても当然ですが、応用できます。

 

そして、大きな数字の

 

5.6 や 11 
 
などの数字は、逆に背景がボケなくなる、フワフワ感が無くなるとお考え下さい。
これぐらいの数字になると、人物の後ろの背景もクッキリと写るようになります。
 
旅行に行った際の「記念写真」を残したい場合、
人物+観光地(背景)を1枚の写真として残したいと思います。そのようなとき「大きい数字」による撮影が向いていることになります。
 
また「集合写真」にも向いた数値になります。8や11などの大きい数字で撮影することによって、写真全体をクッキリと写すことができるようになります。
 
そのため、大人数の集合写真でも左右にいる人物や奥にいる人物にしてもハッキリと写すことができるようになります。
 
 
 
ひので
なら私は普通のオートでいいかも
いちいち数値の変更するのめんどくさいし、慣れるまでよく分からないし…
 
フォタロー
今はそれでいいと思うよ

 

旅行の記念写真等は、絞り優先モードの「A」ではなくオート撮影の「P」でも十分綺麗に撮影できます。カメラ操作に慣れていないうちは、Pのプログラムオートで撮影するのをおすすめします。

 

カメラ機能の「絞り」についてのおさらい

少ない数字・・・背景をボカすことができる。1人~3人の人物撮影向き
大きい数字・・・背景をボカさないで全体をクッキリと撮影できる。集合写真・風景写真向き

「絞り」のもう一つの役割

また、絞りには背景を「ボカすボカさない」のもう一つの役割があります。


それは、

 

写真の明るさ

 

になります。

 

  • 1.8や2.8などの小さい数字は、全体が「明るく」なる。
  • 8や11などの大きい数字では、全体が「暗く」なる。

 

このような写真の明るさにも関係する役割を持っています。
ただ今回は「写真の明るさ・暗さ」も一緒に説明していくと、話がより複雑になってしまうため、ここでは「背景をボカす・ボカさない」をテーマにご紹介していきます。

 

詳しくは、今後の記事でお伝えしていきます。

 
 
ひので
なんか、いろいろあってややこしいんだね…
ま、とりあえず背景をボカしたい時は「A」で撮影すれば良いんだね
 
フォタロー
だんだん簡単に感じてくるはずだよー
あと、それで問題ないよ
ただ、ひのでが持っているデジカメではあまり背景のボケは期待できないかも
 
 
ひので
はぁ~何ソレ?意味ないじゃん!
 
フォタロー
それ言われるとキツいけど….
ただ、やっぱりカメラの性能によって「できる・できない」がどうしても出てくるんだよね
 
ひので
それじゃ何のカメラなら出来るの?

絞り優先モードを有効に使えるカメラ

先ほども説明しましたが、エントリークラスのデジカメでは、まずAの「絞り優先モード」による撮影ができないカメラも多いです。

 

もしAがないカメラの場合は、残念ながら「背景のボケ=絞り」の調整は出来ないとお考え下さい。

 

また「絞り優先モード」が付いているカメラでも、絞りの数値が高めで望遠ズームもあまり出来ないカメラでは、数値を小さくしてもほとんど期待できません。

 

エントリー一眼レフカメラも、セットで付いてくる標準レンズの「18-55mm F3.5-5.6」等のレンズに関しては、背景のボケはほとんど期待はできません。

 

背景をボカして人物を綺麗に浮きだたせるための撮影を行うには、

 

デジタルカメラの場合

・Aの「絞り優先モード」が付いているカメラ。

・遠くまで撮れるズーム機能が付いているカメラ。
 200-300mm(35mm換算)以上が理想です。

・絞りの数値が「1.8-2.8」までいけるようなカメラ
一眼レフの場合
ダブルズームキットで付いてくる70-300mmの遠くまで撮影できるレンズをカメラに装着して200-300mm前後で撮影を行う。その際の絞りも一番小さい数字にする。

キットレンズの場合、絞りは最小5.6になればOKです。

【単焦点や高価なレンズは別です。1.4-2.8で十分クオリティの高い写真が撮れます】
 
 
ひので
一番小さい数字にしたとしても遠くまで写せるズーム機能がないと、意味がないってこと?
目いっぱいズームして撮影すれば撮れるってことなの?
 
フォタロー
その通り
ひのでが持っているエントリー向けデジカメでは、数値を一番小さくしたからといって「背景をボカした写真が撮れる」というのは、ちょっと無理があります。
 
 
ひので
そっか~
やっぱりある程度良いカメラ持っていないと難しいんだね
 
フォタロー
調べたところ3~4万円以上のデジカメであれば「A」が付いているカメラが多くなるようです。1~2万円前後のカメラは「P」のオート撮影限定がほとんどでした。
 
「絞り」数値の目安
 
  1. F1.4から2.8 … ポートレート、小物撮影など
  2. F4から5.6 … スナップ写真、記念用など
  3. F8から11 … 集合写真(大人数)、風景写真など

 

集合写真や風景写真などは、F16や22などで撮るケースもあります。ポートレート写真もF4以上で撮ったりすることもありますので、上記はあくまで目安としてご覧ください。

 

 

 
ひので
ふんふん、なるほどね~!
やっぱ私「オート」でいいわ!
だって特に問題ないもん
 
フォタロー
いや…もうちょっとがんばろ~よ
頼むからさ
 

子供の写真を撮る場合も背景は出来るだけ「ボカす」

最後に「絞り」機能を使って子供写真を素敵に撮るための方法を一つお教えします。

今回、絞り優先モードについて説明してきましたが、その機能を使って子ども撮影を行うと、

 

まるでプロが撮った写真

 

のようになります。

 

もちろん、先ほどもご説明したとおりカメラの性能によっては難しいです。

 

遠方まで写せるデジカメや一眼レフの「望遠レンズ」で最大までズームして撮影を行うと背景をボカすことができます。
その結果、まるでプロが撮影したかのような「人物が際立つ」写真を作り出すことができます。

 

人気の「ジオラマ」モードで撮影しても、「絞り」同様の写真が撮れますが、やはりアート向けの写真とも言えます。また、人物の皮膚の色や明るさなども多少影響してくるため、普段の記録用としてはおすすめできません。

 

背景ボケの撮影について、かんたんにご説明すると、

 

人物に近づいて撮影するのはNG

 

となります。

 

単焦点レンズは別です。あくまでエントリー向けカメラでご説明しています。

 

つまり、

 

人物から離れて望遠側で撮影するとボケが再現される

 

望遠側で撮影していくと、子供だけでなくポートレートやテーブルフォト、ペットの写真なども主役が浮き出るようになり、まるでプロが撮ったような写真になります。

 

デジカメに「A」がなく「P」しかない場合でも、最大ズームまで持っていき撮影をすればズームをしていないときよりは、少し背景のボケ具合も変わってくるかと思います。ただし、非常にブレやすくなりますので注意しながら撮影する必要があります。

 

そのため、「P」の場合は、普通に近づいて撮影していく方法でも良いと思います。ただし、可能であればズームも一緒に試してみるのも一つの手です。

 

 

 
ひので
やっぱりある程度良いカメラを持っていないと、ありきたりな写真しか撮れないってことなんだね
 
フォタロー
もちろん高いカメラであれば良い写真が撮れるということでもないけど。ただ、高価なカメラであれば撮影の幅が広がるのは間違いありません。
 

おわりに

 
絞りの数値を一番小さくして望遠側(ズーム)で撮影すれば、
背景を「ボカした写真」が撮れる

結果、写真の魅力が増して、プロのような写真になる
 
また、写真はすべてボカせば良いということではありません。
 
観光地やお誕生日会などの記念写真にしても、背景も一緒に写っているからこそ写真の魅力が増します。むしろ背景が写っていないと平凡な写真となってしまいます。
 
この写真は「背景入れなくても良い」、「子供の写真(1~3人程度)の記念写真を残したい」と思うときに背景をボカした人物メインの写真を撮っていただければと思います。
 
 
 
フォタロー
Aモードにして数値を上げたり、下げたりしながらテスト撮影を行っていけば、その違いはすぐご理解いただけると思います。

 

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