3人のご家族

カメラのISOの読み方は?感度を正しく設定して家族写真をうまく撮るコツ!

前回の「デジタルカメラとデジタル一眼レフカメラ」による撮影方法として、

 

  1. 「A」の絞り優先
  2. 「S」のシャッタースピード優先

 

についてご紹介してきました。

そして、今回は

 

ISO

 

についてご案内していきます。

 

 
ひので
アイソ~?
何かの暗号みたいね
 
フォタロー
これは「イソ」と呼びます。

 

また、この記事はカメラ初心者向けの『家族写真を素敵に残すための撮影方法』と題して、

 

  • ISOについて
  • ISOの使い方と目安
  • ISOと露出補正

 

を中心にご紹介していきます。

 

ISOとは

 

写真撮影に大きく関係してくる「ISO(イソ)」。

 

日本での呼び名は、

 

感度

 

になります。

 

 
ひので
えっ?なに感度…って?
今回、真面目な内容だよね?
 
フォタロー
もちろん!
「安心してください。履いてますよー」
なぐらい前回に続く真面目な内容です
 
ひので
その例えがまた安心できないわ

ISO(感度)とは、絞りやシャッタースピード同様に、分かりやすく言うと

 

写真の明るさを調整する
 
ものになります。
 
 
ひので
ん~?なんかAモードからずっと「写真の明るさ」と関係してなくない?
ぜんぶ写真の明るさに関係してるから意味分かんないよ
 
フォタロー
そうだよね。でも実はその通りで、絞りもシャッタースピードもISOもすべて「写真の明るさ調整」に関係してくるのです
 
①「絞り」は、F1.4-2.8などの小さい数字になればなるほど「写真が明るくなる」
➁「シャッタースピード」も1/10 – 1/100秒などの少ない数字になるほど明るくなる

 

ISO(感度)も「絞り&シャッタースピード」同様に、少ない数字から大きい数字まであり、役割も大小様々です。

 

 
フォタロー
写真撮影を行う上で、ISOも写真の出来を大きく左右する機能となります。
これからカメラ・写真を始めたい方は、ぜひ覚えてください!

ISOの使い方

まずは小さい数字である

 

ISO100 – 200
 
から説明していきます。
 
ISO100~200などの数値は、簡単に言うと、
 
明るい場所で向いている
 
設定となります。
 
青空が見える快晴の日などは、「ISO100」でも十分に問題なく撮影ができる数値となります。
開けた明るい場所であれば、「100でも明るすぎる」という時もあるほどです。
 
しかし、同じ晴天の日でも木々で覆われたような比較的暗い場所になると、ISO100では不十分な数値となってしまいます。
 
なぜ不十分になるかと言うと、100の感度(数値)ではカメラのセンサーが
 
明るさを十分に吸収できない
 
からです。
例えると、
 
  • ソーラー充電を通常3時間必要なところを1時間で終えるようなもの
  • スマホ充電を15分で終えるようなもの
  • 腹2分目で食事を終えるようなもの
  • ガソリンを500円分入れるようなもの

 

 
フォタロー
駄菓子屋で10円分買うようなも….
 
ひので
って、しつこ~い
例えは一つ二つで良いって言ってるでしょ!
 
つまり、小さい数字のISO100前後では、公園などの開けた(明るい)場所でのみ対応できる数値であるとお考えください。
そして、明るさを十分に吸収できなければ、何が起こるかと言うと、
 
写真がブレる
 
ことになります。
 
晴天の日であれば、ISO100でも「明るさを十分に吸収できるため」何も問題なく撮影ができると言うことになります。
 
ただ、晴天の日でも「雲」が多めのときや木々で覆われた「ちょっと暗い場所」では、ISO100では力不足となります。
 
そのようなときは、「ISO200」ぐらいに上げる必要があります。上げないまま撮影してしまうと、多くの写真がブレてしまう可能性が高くなってしまいます。
 
周りが少し暗いなと感じるときは、「数値を少し高めに設定する」と考えるようにしてください。
 
また「200」でなくても、ISO400ぐらいまで上げて撮影しても問題ありません。
 
そして、もう説明するまでもないと思いますが、大きな数値の役割は
 
暗い場所に向いている
 
撮影方法となります。
 
大きい数値のISOとは、大体800,1600,3600以上になります。
このような大きい数字で役立つシーンは、
 
  • 夜のお祭り
  • お誕生日会の電気を消してロウソクを吹くシーン
  • 眩しいフラッシュを使いたくないとき
  • 手持ちで夜景を撮るとき

 

 
フォタロー
夏の夜の肝試しに行くと…
 
ひので
はいOK!

このような暗いシーンで活用できる数値であると覚えておいてください。

ただ、数値を上げれば上げるほど、写真はブレにくくなりますが、その反面

 

画質が荒くなる。トゲトゲする
 
といったデメリットが出てきます。かんたんに言えば「ノイズだらけで写真が汚くなる」とも言えます。
 
まるで「インクが溶けてムレたような雰囲気+電子のトゲトゲした点々が写真全体に侵食」しているかのような感じといえばイメージしやすいでしょうか。
 
 
ひので
それぐらい分かるよ。私もiphoneで夜の街並みを友達と撮ったとき画質が荒いときあったからね。友達の顔の輪郭もちょっと不自然だったし…

 

最近のデジカメや一眼レフカメラは、一昔前と違いISOを上げてもノイズが目立たなくなっています。そのため、お持ちであるカメラの綺麗に撮れる「ISOの限界地点」をあらかじめ暗所でテスト確認しておくことをおすすめします。

 

 
フォタロー
ちなみに、夜の神社や海の写真は絶対撮らないことを推奨します。
以前、何も考えずにボ~と撮影してしまったとき、多くの「オーブ」が写ったりしました。またホコリでないのは明らかです。
夜の神社や海辺の撮影は絶対に御法度です。夜景はもちろん別です!
 
ひので
やだっ!こわ~い…
そんなことあったんだね
私は夜の神社の「木」には絶対触れないほうがいいと聞いたことあるよ
 

ISO【感度】の目安

 
ISO100-200 明るい場所で設定する数値。
 
暗い場所では使用しない
 
暗い場所で撮影すると、写真がブレブレになる。
 
  • 晴天の日・・・ISO100-200
  • 曇りの日・・・ISO200-400
  • 雨の日・・・ISO200-400

 

ISO400-3600 暗い場所で設定する数値
 
明るい場所では使用しない
 
明るい場所で撮影すると、まるで光の中にいるようなピカッとした写真になる。
 
  • 室内・・・ISO400-1600
  • 夜のお祭り等・・・ISO800-3600
  • 夕暮れ時・・・ISO400-800

あくまで【目安】としてご覧ください。

 

PASダイアルの味方【露出補正】について

ここまで、

 

  • Aダイアルの「絞り優先モード」
  • Sダイアルの「シャッタースピード優先モード」
  • 「ISO(感度)」

 

について説明してきました。

 

ただ、カメラを始めたばかりの人が実際に撮影するときは、

 

  • 完全オート撮影
  • 「P」のプログラムオート
  • 「A」の絞り優先モード

による撮影になるかと思います。

 

そして、明るさの調整をするときは、かんたんにできる

 

露出補正

 

を使う人がほとんどだと思います。

 

「完全オート」では使用できません。P,A,S,Mモードのみ使用できます。
 

この露出補正は、「プラス(+)にすると写真が明るくなる」「マイナス(-)にすると暗くなる」機能としておなじみかと思います。

 

露出補正について
+0.3,+0.7,+1.0~ 写真を明るくする
-0.3,-0.7,-1.0~ 写真を暗くする
 
ただ、PやAモードで「露出補正」を使って写真を明るくした場合、シャッタースピードも一緒に遅くなってしまいます。そして、「ブレた写真」になるときがあります。
 
またカメラの液晶画面ではブレていないように見えても拡大して見てみると、ブレていたというケースも多々あります。
 
スマホでもパソコンに移して写真を確認してみると、意外とイメージと違っていて、写真もブレていたという経験をしたことはないでしょうか?
 
そのようなときに使用できるのが、今回紹介した「ISO」となります。
 
ポイントとしては、
 
露出補正+ISO
 
もセットとして考えて調整していくことをおすすめします。
もちろん、露出補正のみで問題ないときはそのまま撮影していくのが正しいです。
 
露出補正で写真を明るくして、写真がブレてしまうときは、ISOを上げる
 
カメラに慣れていないうちは、かんたんな「露出補正」だけを意識して撮影する人が多いと感じています。
ここにISOも加えて一緒に調整していくことによって、「写真のブレ」が大きく軽減されるときもあります。もちろん、先ほども紹介した通りISOの上げすぎは、「写真をノイズだらけにしてしまう」ので、注意が必要です。
 
ですが、このような局面に出くわしたときは、ぜひ一緒に併用してみることをおすすめします。
 

家族記念写真を撮るときのISO目安

・晴天の日は・・・ISO100
・曇りの日・・・ISO200
・雨の日・・・ISO400
・室内・・・ISO400-800
・お誕生日会・・・ISO800-1600

その時々のシチュエーションによって変わってくるため、一概には「これが正しい」という数値はありません。

 

ただ、おおよその数値は合っていますので、こちらの数値を目安にしていただいてカメラの液晶画面を見ながら調整していけば、そのシーンに合った写真撮影ができます。

 

また、子供の写真を撮る場合もISO800などの高い数値で撮っても「明るさ面」で問題ないからと「800」で撮ると言った方法はあまりおすすめしません。

 

それは、100と800とでは写真の描写に「違い」が出てくるためです。

 

やはり、全体の滑らかさが変わってきます。特に皮膚や目元などは影響されやすいところがあります。
100や200で写真がブレずに明るく撮れる場合は、なるべく低めのISOで撮影しておくほうが賢明であると思います。

 

ただ、カメラの性能によっては全く気にならないこともあると思います。その場合は当然ですが、そのまま撮影していけば良いと思います。

 

おわりに

写真の明るさは、

 

ISO
 
でも変更できる。
 
写真の明るさは、「露出補正だけではない」と意識するだけで、様々な局面で役立つときが来ると思います。
その他、絞りやシャッタースピードの調整でも写真の明るさは変更できます。
 
次回は、これまで紹介してきた「A+S+ISO」の組み合わせによる写真撮影「露出」についてご案内します。

 

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