露出について

写真の露出とは?正しい露出に設定して家族写真をうまく撮るコツ!

これまで「デジタルカメラ&デジタル一眼レフカメラ」の撮影機能

 

  1. Aモード「絞り優先」
  2. Sモード「シャッタースピード優先」
  3. ISO(感度)

についてご紹介してきました。

そして今回は、①+➁+➂を駆使した

 

露出
 
についてご案内します。
 
 
ひので
えっ 露出…!?
服脱ぐってことじゃないよね~?
 
フォタロー
そんなわけないでしょ
安心して

 

「露出」と聞くと、「肌を露出する」「露出の多い服」「露出狂」などをイメージされる方も多いかもしれませんが、写真撮影による『露出』とはかんたんに言うと、カメラのセンサーへ吸収された光の量となります。つまり、

 

 

写真の明るさ(調整)

 

となります。

 

 
ひので
でたっ! 写真の明るさ…
結局、①➁➂ともすべて写真の明るさだよね
だからややこしいんだよ
 
フォタロー
そうだよね…
たしかにすべて「写真の明るさ」に関係しているため複雑に感じてしまうかと思います。
 
しかし、この①➁➂を駆使することによって、イメージ通りの写真が撮れるようになります。そのため、すべての機能を理解していただく必要があるのです。
 
 
 
ひので
ふ~ん
直結するんだね
でもオートで良くない?

 

もちろんオート撮影でも綺麗に撮れます。しかし、すべての機能を理解することによってオート撮影では再現できないようなシーンでも実現できるようになります。

 

 
フォタロー
それぞれの機能が持つ「組み合わせ」によって写真が劇的に生まれ変わります。最初は複雑に感じると思いますが、原理はすごくかんたんですので、ぜひ一つでも良いので吸収していただければ嬉しいです。

 

また今回は、家族写真を素敵に撮るコツだけではなく、様々な撮影にも応用できる内容としてご案内していきます。

この記事はカメラ初心者向けの『家族写真を素敵に残すための撮影方法』と題して、

 

  • A+ISOの使い方
  • S+ISOの使い方
  • A+S+ISOの使い方
  • 露出で失敗する事例

 

を中心にご紹介していきます。

 

Aモードの「絞り優先」とISOでキレイ写真

 

「絞り」とは、F1.8-3.5などの小さい数字にすることで、

 

 

背景がボケる+写真が明るくなる
 
 
その逆のF6.3-11などの大きい数字にすることで、
 
 
背景がボケない+写真が暗くなる
 
 
また、望遠ズームを使うことによって「背景がボケる」と紹介してきました。
しかし、シーンによっては状況が大きく変わってきます。
望遠(ズーム)をせずに広角側で小さい数字の絞りで撮影した場合、背景がさほどボケていない「奥までガッチリと見渡せることができる」
 
 
特に問題ない=許容範囲
 
 
な写真が撮れる傾向があります。
 
 
 
ひので
全然意味分かんない
じゃ「絞り」の意味ないじゃん
 
フォタロー
実際、僕もこういうものなんだという認識です。
ただ、広角では問題なくても望遠側で撮影すると「背景がボケる」絞りの効果が強いものになってくるというのは間違いありません。

 

このように実際に撮影してみないと分からないことも多くあります。

日々の生活で例えると、

  • テレビやラジオ、携帯電話から発信されている「声や映像」を運ぶ見えない『電波』
  • 虹のように綺麗なCD裏面に、数十分の音楽が入っている仕組み
  • ある特定の場所にカメラを向けると、なぜかシャッターが下りない現象
  • 夜の神社や海で写真を撮ると白い球体「オーブ」が写る不思議な現象。ちなみに、ビデオだと縦横無尽に動きます。
 
フォタロー
それに写真店でバイトしてた時に見た子供の腕が…
 
ひので
はいは~い
例えは一つで良いって言ってるよね?
もうどうしようもないね

 

このように非常に説明しにくいところが「写真撮影」にもあります。
ですので、

・背景をボカしたことにより写真が明るくなってしまったときは、

 

①絞りを高めに設定する
➁ISOを下げる

 

・背景がボカさない(観光地の背景も写したいときなど)ことにより写真が暗くなってしまったときは、

 

①ISOを上げる(上げすぎると画質が荒くなるため気を付ける)
➁絞りを下げる(例:F4-5.6など)

 

Aモードで撮影する場合は、この方法しかありません。
かんたんに明るさ調整ができる「露出補正」もありますので、正直なところ普通に撮影していて困ることはほとんど無いかも知れません。

しかし、このような撮り方を覚えておくだけで、いざという時に役立ちますので、

 

絞りを上げる・下げる+ISOを上げる・下げる
 
を、まずは頭の片隅にでもお留め置きください。
 

Sモードの「シャッタースピード優先」とISO

 

シャッタースピードは、1/1000や1/2000秒の大きい数字は、

 

一瞬の時間をガッチリ止める+写真暗くなる

 

その逆の1/10や1/100秒などの小さい数字は、

 

 

一瞬の時間をガッチリ止めれない+写真明るく
 
となります。

ただ、シャッタースピードの場合、普段の撮影で気にすることは

 

 

暗くなった写真をどう対処するか
 
だけです。
 
また、普段の写真撮影で適したシャッタースピードの限界値は、余裕を持った数字で言うと、
 
 
1/200秒

 

となります。

 

手振れ補正が付いている場合でも、

 

1/160秒
 
 
を限界値として撮影したほうが良いように感じています。
 
もちろん、1/80秒や1/50秒、それ以下で撮影しても写真がブレることなく撮影はできます。
ただ、人物の場合は、写真を撮る際にも多少の体の動きが出てしまいます。
 
そのため、カメラを三脚で固定したとしても、シャッタースピードが遅い場合、人物が多少なりとも動くだけで、「写真がブレる」ことになります。
 
アート作品は別ですが、普段の記念撮影などでは、なるべく速いシャッタースピードで撮影していくのが正しい撮り方となります。
晴天の日などは、1/200秒では明るすぎるケースもあります。
 
・1/200や1/320秒で明るい場合は、
 
①ISOを下げる
➁シャッタースピードの数値を大きい数字にする。例:1/800,1/1000など
 
・1/100や1/2000秒で暗い場合は、
 
①ISOを上げる。
➁シャッタースピードの数値を小さい数字にする。1/800,1/500など
※ただし、この方法はスピードが遅くなりますので、運動会などでは注意が必要です。
 
Sモードで撮影する場合は、この方法しかありません。
 
ISOや絞りにしても、オートによる撮影が不安定な場合は、このような撮り方を覚えておくだけで役立つときが来ると思います。
Sモード撮影も単純に
 
シャッタースピードを上げる・下げる+ISOを上げる・下げる
 
を、まずは頭の片隅にでもお留め置きください。
 

AとSとISOの役割

 

絞り+シャッタースピード+ISOを組み合わせる撮り方は、

 

M
 
のマニュアルとなります。
 
ただ、カメラ初心者や趣味で撮影されている人には少し敷居の高い撮影方法となります。
 
 
 
ひので
….!あっゴメン。一瞬寝てた
 
フォタロー
どうりで大人しい思った…
 
ひので
で、Mは…マニュアル?
ハッ、そんなの使うわけないじゃん!
今も「A」でさえ使いこなせないのに
(ヾノ・∀・`)ムリムリ

・・・だそうなので、ここでは組み合わせについてご説明します。

 

①背景を「ボカした」写真が撮りたい場合
 
  1. 絞りの小さい数字F2.8-3.5などにする
  2. その影響で写真が明るくなってしまった場合
  3. シャッタースピードを1/800-1/1000秒(例)などの大きな数字にする
  4. ISOも高ければ下げる
  5. 背景をボカすため、絞りの数字は動かさない
  6. 結論として、シャッタースピードを上げるまたはISOを下げて調整する

となります。

その逆である

 

➁背景を「ボカさない」写真が撮りたい場合
 
  1. 絞りを大きい数字F5.6-11などにする
  2. その影響で写真が暗くなってしまった場合
  3. ISOを上げる
  4. シャッタースピードを限界値まで下げる
  5. 背景をしっかり写したいため、絞りの数値はなるべく動かさない
  6. 結論としては、まずISOを上げる。シャッタースピードも下げて調整してみる

このように撮影していくと、イメージ通りの写真が撮れるようになります。

 

 
フォタロー
車のマニュアル運転と同じようなものです。
慣れれば簡単に撮影できます。
 
ひので
慣れればね…
やっぱ私iphoneでいいかな
サッと取り出してパッと撮れるし♪
 
フォタロー
・・・だよね
 

この撮り方は失敗の元

写真はとにかく、「明るめが好き」「明るいほうがキレイ」と、とくに女性の方は、明るい写真を好む傾向が強いように感じています。

 

 
フォタロー
ひのでもそうじゃない?
 
ひので
そうだね。やっぱり暗い写真より明るい写真のほうがいいかも
 
フォタロー
そうだよね。
やっぱり白黒よりカラーのほうが良いのと一緒で、写真も明るいほうがキレイだと思います。

 

やはり、家族写真にしても旅行の記念写真にしても、暗い写真より「少し明るめの写真」のほうが引き立つというのは間違いないと考えています。

 

シーンによっては明るさを落とした写真が際立ちますし、また人それぞれ好みも分かれますので、「カラー写真で明るい写真がベスト」と決めつけているわけではありません。

 

また、写真は明るく撮っておけば良いというのは、失敗の元となる場合ががありますので、注意が必要です。

 

ニューヨーク

 

こちらの写真は、ニューヨーク観光に行った時の写真ですが、当時は「とにかく明るく撮ろう」という意識が強く働いてしまい失敗した写真になります。

 

観光写真だけでなく人物の写真にも当てはまることですが、写真は

 

明るく撮りすぎると取り返しがつかない
 
ことになります。
 
その理由として、明るい写真は「写真編集ソフトでは補正が難しい」からです。
明るい写真を編集で暗く補正しても、少し不自然になってしまいます。
その逆の「暗い写真」も編集で明るく補正をしたとしてもコントラストが増してしまい、不自然な写真になる傾向があります。
ただ、一番の問題は「写真を明るく撮りすぎる」ことです。
 
暗い写真は、
 
明るく補正できる範囲が広い
 
写真を撮るときは、「少し明るめに撮影して、気になったら後で補正する」というのが一番おすすめする撮影方法となります。
 
街などのスナップ写真は、「少し暗めに撮る」ほうが味も出ますし、気になったら明るく補正するというスタンスで良いかと思います。
写真は、
 
明るく撮るほうがデメリットが強い
 
もちろん、暗すぎる写真も補正したとしても限界があります。無理やり明るく補正すると、塗り絵のようなコントラストの高い写真になります。
そのため、写真を撮るときは
 
  • 「普通に良いなと思う明るさで撮る」
  • 「少しだけ明るめに撮る」

 

というスタンスで撮影していくのが失敗しない撮り方となります。

 

おわりに

今回、①➁➂を駆使して「露出が安定する撮り方」をテーマにご紹介しました。

今回ご案内した撮影方法は、オート撮影では

 

理想とするイメージで撮影できない
 
ときに活用できる撮り方となります。
今は、スマホでサッと取り出してパッと撮影ができる時代です。
 
カメラの性能も上がったことにより、普段の記念撮影で困ることはほとんど無いかと思います。
しかし、絞り・シャッタースピード・ISOの使い方を知っているだけで、スマホカメラも含め様々なシーンで応用できることは間違いありません。
 
 
ひので
アプリで編集もできるしね
ま、でもちょっと知っていれば役立つだろうね
私のiphoneでも活用できそうだし
 
フォタロー
これからカメラを趣味としたい方は、ぜひ応用してみてください!

 

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